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ミラーワークとは…

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「ミラーワーク」というインドの伝統刺繍を知っていますか?美しい刺繍の中に、いくつもの小さな鏡が留め付けられている手工芸です。衣類や家の装飾品に使われることが多く、太陽の光が当たると鏡が反射してキラキラと輝きます。
ミラーワークはまず、布の上に鏡を置いて糸で留め付けます。その留め付けた糸をすくいながら、ボタンホール・ステッチと呼ばれるボタンの穴をかがる刺繍で鏡を固定してゆく方法が一般的。これを鏡の数だけ繰り返した後からが刺繍の始まり、そこからさらに装飾をほどこします。

▼『美しいだけではないミラーワーク』
ミラーワークの大切な役割のひとつが「魔除け」です。元々イスラム教徒の間では眼差しや視線に宿る力を信じる「邪視」と言われる信仰があり、ヒンドゥー教徒の間にも広がりました。
それは悪意を持っている相手をにらみつけることで、その相手に災いをもたらすという昔からの言い伝え。言ってみれば、視線で呪いを掛けてしまう魔力のようなものです。
妬みや嫉妬の眼差しは「邪視」の代表的なものと言われ、悪いものを寄せ付けてしまうと考えられていたのです。人々はその災いを恐れていて、「邪視」を寄せ付けないよう身を守ることのできる魔除けのお守りが鏡でした。特に子供や女性などをその「邪視」から守るために、衣類に鏡を縫い付けたのが、ミラーワークが発展するきっかけとなりました。

現代では純粋にファッションとしての注目も集め、海外のデザイナーが自身のブランドコレクションにミラーワークの装飾を取り入れることも増えているようです。王族のファッションだった時代から現代まで、やはりミラーワークは人々を虜にするようです。
きらびやかで美しいだけでなく、大切な家族を想うお守りでもあるミラーワーク。女性たちがひと針ひと針、願いを込めて縫ったことでしょう。そんな背景を知ると、ミラーワークがより一層輝いて見えます。お守りとして自分で持つのもいいし、大切な人にプレゼントするのにもぴったりですね。

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